
昨今、蜂蜜(ハチミツ)の価格が高騰しています。
ミツバチの数が減ったと言われていますが、農薬や遺伝子組み換え技術などの影響など原因は様々なようです。
希少な存在となったミツバチ。今その価値が見直されています。
蜂蜜が「健康にいい、喉にいい」といった情報はもはや常識となりつつあります。喉に異常を感じるときは病院でも蜂蜜をすすめるところは少なくありません。では蜜蝋はどうでしょうか。
蜜蝋キャンドルは書いて字の如く、蜜蝋(ミツロウ)が燃えることで火が起こります。
「蜜」でできた「蝋 (ロウ)」が燃えるわけですが、では蜂蜜(ハチミツ)と蜜蝋(ミツロウ)は何が違うのか?簡単にご説明します。
ハチミツとミツロウ
蜂蜜を採取する時、蜂の巣を遠心分離機にかけて蜜だけを採ります。
この時に残った蜂の巣を湯煎で溶かして不純物を取り除いたものが蜜蝋です。
蜜蝋はミツバチが分泌した「分泌物」で、この成分をコネコネしてあの六角形の巣穴の壁を作り続けていきます。
この分泌物でできた物質が巣として機能していくうちに、花粉やプロポリスや蜜などが付着していくうちに堅牢で栄養価の高い素材に変わっていくようです。
その素材でできた蜜蝋は、栄養価だけでなく油分が多く保温性も高いことから化粧品やワックスとして昔から使われています。

蜜蝋ロウソクの良いところ

蜜蝋ロウソクの良いところはなんと言っても天然成分で作られているという安心感と素朴さです。万が一お子様が舐めたとしても安全です。
蜜蝋はプロポリスやビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノール、酵素など沢山の栄養素を含み、その甘い香りにアロマテラピー効果があるだけではなく、ウイルスやダニ、カビ、花粉などのアレルギー物質を包み込む効果もあるそうです。
また、現在安価に売られているロウソクは石油を主成分にしたものがほとんどで、石油で作ったロウソクは燃やすと煤が出ますが、ミツロウの蝋燭は煤がとても少ない。時代劇などでは家屋の明かりとして使っているシーンがありますが、当時は煤が出にくい蜜蝋や木蝋が素材だったのかもしれません。
また、火が消えにくい性質もあるのでアウトドアでも活躍しそうです。
まとめ
蜜蝋ロウソクは国産蜜蝋の採れる量が少ないため、高価なロウソクになってしまいました。
それでもプツプツと音を立てながら揺れる優しい火明かりと、ほのかに広がる甘い香りは、通常のロウソクでは体感できないものがあります。
試しに数分だけでも静かに蜜蝋ロウソクの火を眺めてみてはいかがでしょうか。
心を落ちつくこと間違いなしです。大人だけでなくお子様にもおすすめです。
是非お試しください。
弊社サイトでも販売していますので、ご都合よろしければ御一目を。
↓↓↓