竹製品について

九州の福岡県南部、筑後地方はかつて竹工芸品の一大産地でした。

その最盛期を思わせる豊富な竹林この地には残っています。当時は、味噌漉しや米とぎザル、果物籠、お櫃など生活に欠かせない雑貨から、有明海の海苔産業の網まで多くの竹製品が必要とされていました。その生産拠点でもある福岡県八女郡広川町の竹工芸組合は筑後地域の組合を束ねるほど多くの職人と工場が軒を連ねていたと言われています。

しかし約100年が経つ現在では、町内に職歴60年を超える一人の職人を残すのみ。

竹を細かく割き、細くて繊細な竹ひごを渦巻き状に編んでゆく作業工程を全て一人で完結していく姿は職人でありアーティストでもあります。

竹製品の網目は製作者によって様々ですが、「細かく編む」という作業は熟練の技が必要です。その網目を見れば作り手の技量がわかると言われています。ニュー・ヒロカワで依頼している竹製品は、芸術的な網目の細かさと丁寧な仕上がりを可能にする広川町にただ一人のその道60年を超える職人が製作しています。

また、天然の竹を手作業で加工しているので一つ一つ製品にちょっとした個性があり唯一無二です。そこで、商品としてご紹介は在庫数を出すのではなく、販売できる一つ一つの製品を写真を取り掲載いたします。きっと同じデザインでも「私はこの竹かごが良い!」と感じるものがあると思います。その違いは本当にちょっとした歪みや網目の違いだったりすると思うのですが、長く使うものだと考えて、家族が増えるような感覚でこだわってみてはいかがでしょうか。